エルサイト、日本でドローン通信事業を本格展開

拠点・施設ドローン通信技術を手がけるエルサイト（イスラエル）は8日、ドローン向け通信プラットフォーム「Halo」（ハロ）を中心とした日本市場での事業を本格始動すると発表した。国内販売代理店のナビコムアビエーション（東京都千代田区）と連携し、防災や物流、インフラ分野での導入拡大を目指す。

同社は複数の4G/5Gネットワークや衛星通信、Wi-Fiを統合し、通信途絶のリスクを最小化するHaloを展開。遠隔地からの操作や複数機体の同時管理が可能で、アメリカやEU諸国では救助活動や物資配送にすでに導入されている。日本でもラストワンマイル配送などの課題解決策として、ドローン活用の期待が高まっており、制度整備が進むなかでの本格展開となる。

特に山間部や離島など、従来の輸送手段が困難な地域では、ドローンによる小規模・高速な配送が可能となり、物流インフラの新たな選択肢として注目されている。同社は今後、ナビコムアビエーションとの協力を通じて、日本での実証事業や技術支援を段階的に拡大する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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