調査・データ内田洋行ITソリューションズ(東京都江東区)は15日、食品業向けERP「スーパーカクテルCore FOODs」の導入により、米粉メーカー波里(栃木県佐野市)の業務部門において時間外労働が前年比で400時間減少した事例を公開したと発表した。
波里では従来の販売管理システムが最新のOSに対応せず、在庫管理やロット別製造日管理、トレーサビリティーに課題を抱えていたことから、ERPの刷新を決定。導入後は原料や製品の流れが明確になり、生産・廃棄のムダを削減。ハンディーターミナルとの連携で厳格なロット管理が可能となり、トラブル時の迅速対応も実現した。
同社は今後、未活用の部署への活用促進と原価管理機能の追加を進め、さらなる業務効率化を図る方針。波里は米粉、胡麻、きな粉などを製造・販売する企業で、国内で2か所のみの「ノングルテンJAS認証」を取得する米粉製品で高いシェアを持つ。
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