国交省、改正道路法と関係政省令が公布・施行

行政・団体国土交通省道路局路政課は16日、「道路法等の一部を改正する法律」が成立し、一部施行に伴う関係政省令が公布・施行されたと発表した。

この改正法は、自然災害の頻発や道路の老朽化などを背景に、安全かつ円滑な道路交通確保の重要性増大を踏まえ、平時からの備えと有事における初動対応の充実を図るものである。

改正法では、道路啓開計画の法定化、国土交通大臣による地方自治体管理の自動車駐車場活用に必要な管理代行制度、国土交通大臣による地方道路公社管理道路の災害復旧等代行制度について、公布日から施行することとされた。

関係政省令の改正では、道路法施行令において国土交通大臣が地方自治体に代わって自動車駐車場の管理を行う場合の権限などについて規定整備を行うほか、地方管理道路の災害復旧等代行時に行使できる権限として占用許可等に必要な警察署長との協議権限を追加した。また、道路啓開の代行時に行使できる権限として、災害時における車両移動などに係る権限も追加された。

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LOGISTICS TODAY編集部
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