調査・データ食品物流大手F-LINE(東京都中央区)は24日、自動運転システム開発のT2(千代田区)と10日と11日の2日間、レベル2自動運転トラックによる関東関西間の往復実証実験を実施したと発表した。
今回は2回目の実験となり、往路ではカゴメの製品を横浜から大阪へ、復路ではハウス食品の製品を八尾から三郷へと輸送。特筆すべきは自動運転区間を前回から200キロ延長し、東名高速道路の綾瀬スマートインターチェンジ(IC)から京滋バイパスの久御山ICまで410キロをレベル2(ハンズフリー)で走行したことだ。

(出所:F-LINE)
積載した商品は往路がカゴメ製品480ケース(5660キロ)、復路がハウス食品製品544ケース(3507キロ)。実験の結果、パレットのずれや商品のダメージはなく、自動運転走行率は90%以上を達成。前回課題だった轍や道路傾斜への対応も改善された。
両社は今後も実証実験を継続し、4回目までの結果を基に月1回の定期運行化を検討する方針だ。
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