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三井倉庫HD決算、EC物流など新規事業好調で増収

2025年5月9日 (金)

財務・人事三井倉庫ホールディングス(HD)は9日、2025年3月期の決算を発表した。連結の売上高は前年比7.7%増の2807億4200万円、営業利益は同14.1%減の178億3100万円、最終利益は17.1%減の100億4000万円と増収減益だった。

主力の物流事業セグメントの売上高は9.2%増の2750億7100万円、セグメント利益は10.1%増の213億8400万円だった。自動車関連の航空輸送の物量が堅調に推移し取扱が増加。また海外における自動車部品物流、国内でのハイファッション物流、半導体物流、EC(電子商取引)物流といった新規業務により取扱が増加した。また新規物流拠点の業務が本格化したことによる収益が貢献した。

26年3月期の通期予想は、売上高は4.7%増の2940億円、営業利益は12.2%増の200億円、最終利益は1.6%増の102億円を見込んだ。

なお直近の24年11月8日に発表した個別通期業績予想と比較して、最終の売上高が3.2%増、営業利益が19%増、最終利益が41.6%増となった。この理由については関係会社からの受取配当金が増加したことや、不動産事業において発生した受け取り精算金を特別利益に計上したためとした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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