財務・人事タカセは14日、2025年3月期の決算を発表した。売上高は前年比1.9%増の83億4500万円、営業利益は同53.8%減の7900万円、最終利益は49.3%減の1億5500万円と増収減益だった。
総合物流事業セグメントの売上高は前年比1.9%増の82億7000万円、セグメント利益は同52.9%減の6200万円だった。収受価格の改定や主要顧客における業務取扱量が増加したことを受け増収となった。利益は収受価格改定などが最低基準賃金上昇などの作業コスト上昇を補うには至らなかったこと、コスト削減が当初の計画どおりに進まなかったこと、建物および設備の維持にかかる修繕費が増加したこと、中国現地法人におけるコスト削減が進まなかった影響を受け減益となった。
運送事業セグメントの売上高は前年比6.1%減の2億7700万円、セグメント利益は前年から100万円減少し、300万円の営業損失だった。一部の顧客で業務取扱量が増加したものの、主要顧客における業務取扱量減少の影響があった。
26年3月期の通期予想は、売上高は3.1%増の86億円、営業利益は2.52倍の2億円、最終利益は16.1%増の1億8000万円とした。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com