日本ガイシ、CSR調達を本格化

産業・一般日本ガイシは19日、自社CSRサイトに同社グループのグリーン調達基準書を掲載し、公開を開始した。過去3年間の調査・準備段階を経て今年度からCSR調達の拡大に取り組む。

同社では、環境負荷の低い製品・サービスを優先的に購入するグリーン調達やCSRの重要性に自社と同様に配慮している取引先を優先して採用する「CSR調達」を進めており、2010年度を「浸透（理解）から実態調査」、11-12年度を「実態調査から把握」の段階に位置付けて準備を進めていた。

12年度は実態調査の結果を踏まえて取り組みが不十分な取引先の取り組み内容を確認したほか、自社の調達（購入）額の97％、グループ会社の調達額の61％を認定取引先からの調達に切り替えた。

今年度以降は「順守（同意）から拡大」の段階に入り、グリーン調達ガイドラインをCSR調達ガイドラインに一体化して取り組みを本格化させる。