財務・人事ポートヒューストン(米国)は18日、2026年度大統領予算でヒューストンシップチャネル拡張プロジェクト11に1億6100万ドル、同チャネルの運営維持費に5360万ドルを計上すると発表した。これらは25年度米陸軍工兵隊作業計画で計3300万ドルの建設費と計9800万ドルの運営維持費が配分済みの上乗せ資金となる。
プロジェクト11ではすでに複数区間の掘削が完了し、航路の昼間制限が各方向で最大2時間短縮された。これにより双方向船舶交通の時間が拡大し、航行効率が向上している。完成後はより大型船舶が安全に通航でき、地域の経済発展と雇用に寄与する。
今夏までにベイポート航路とバーバーズカット航路間で同社主導による残りの掘削が完了し、米陸軍工兵隊がバーバーズカットとアッパーターンバシンの掘削を完了する。プロジェクト11は29年までに完成する予定。

▲双方向の船舶交通が可能なヒューストン船舶航路(出所:ポートヒューストン)
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