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サービス・商品L-DX（エルディーエックス、東京都渋谷区）は10日、発注・在庫管理システム「L-DX」に在庫評価から売上・生産管理まで幅広い領域での大型アップデートを実施したと発表した。
移動平均単価の再計算、伝票検索機能の高速化、分納・納前管理の改善、指図書機能の刷新など、現場の正確性と効率性を高める内容となる。
今回の更新では、返品や調整でズレが生じやすい移動平均単価を全期間で再計算できる機能を搭載。部分再計算や修正後のアラート通知にも対応し、決算期の在庫評価や原価計算の精度向上につながる。
伝票検索は日付や取引先など複数条件検索とデータベース最適化により、大量データでも瞬時に結果を表示可能とした。さらに、分納・納前ではカラー・サイズ別の進ちょく把握や自動明細生成が可能となり、納期管理の精度を高める。
加えて指図書機能はユーザーインターフェース（UI）刷新やマスタ連携、自動補完を導入した。海外向け英語出力や添付機能も備え、承認ワークフローと発注書自動生成に対応する。
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