
▲NTN Europe アルゴネ工場(出所:NTN)
荷主NTNは8日、連結子会社のNTN Europe(フランス)が保有するアルゴネ工場で航空宇宙向け軸受の生産能力を増強すると発表した。航空市場の回復と持続的な成長に対応する。
欧州の航空市場はコロナ禍からの回復傾向が続いており、カーボンニュートラルを目的とした旧型機の更新や新興地域の需要拡大により成長が見込まれている。アルゴネ工場は欧州における同社航空宇宙事業の中核拠点で、ジェットエンジンやヘリコプター用のほか、民間ロケット「Ariane 6」など宇宙分野向けにも軸受を供給している。
今回の投資では、旋削から最終組み立てまで対応する新設備導入や既存建屋の拡張・改修、さらにデジタル化やロボット化を進め、2030年度まで段階的に増強する。
NTNグループは日本と欧州で航空宇宙分野に軸受を提供してきた実績があり、次世代エンジンやドローン(UAV)、電動垂直離着陸機(eVTOL)など新たな需要にも対応する。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。