ピックアップテーマ
調査・データ法人向けリノベーションブランド「RENOXIA」（リノシア）を展開する正和工業（東京都足立区）と調査会社のNEXER（ネクサー、豊島区）は16日、倉庫や工場での業務経験者の26.4％が、「設備や環境が悪くて転職を考えたことがある」と回答したとのアンケート結果を公表した。「設備などに不満を持ったことがある」との回答も58.0％と半数を超えた。
アンケートは、事前調査で「倉庫や工場で働いたことがある」と回答した全国の男女314人を対象に、4月18日から24日までインターネットを通じて実施した。
倉庫や工場の設備の不満では、「水飲み場が遠い」（20代女性）や「食品加工の仕事なのに、衛生的な設備が整ってない」（30代女性）、「機械が古すぎてよく止まっていた」（30代男性）、「冷暖房が効かない」（30代女性）など衛生面や設備の使い勝手に対する不満が多く挙げられた。
「倉庫や工場の設備や環境が悪くて、転職を考えたことはあるか」との問いに対しては26.4％が「ある」と回答。「仕事内容は良くても、通うのが億劫になってしまった」（30代女性）や「本来の労働以上にいろいろなことで疲れた」（30代女性）、「体を壊してしまいそうだから」（40代男性）、「環境は仕事の成果に影響すると思う」（40代女性）といった声があった。
同社は「設備や環境の悪さによる疲労の蓄積や体調への不安などが転職を考えるきっかけになっており、働く環境はモチベーションや継続意欲にも大きく影響する。働きやすい環境づくりは人材定着にも直結する」としている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊（平日7時）・夕刊（16時）のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。
