くらこん、塩こんぶ生産強化へ和歌山市に新工場

フード和歌山市は14日、くらこん（大阪府枚方市）が和歌山市のコスモパーク加太に新たな食品工場を建設すると発表した。主力商品の塩こんぶなど海藻加工食品の需要増加に対応し、生産体制を強化することが目的だ。

新工場の名称は「くらこん 和歌山工場」で、所在地は和歌山市加太936-5ほか。操業開始は2027年4月を予定している。雇用計画は3年間で22人としており、生産拠点拡充を通じた安定供給体制の構築を図る。

くらこんは、昆布、煮豆、簡単調理食品などを製造・販売しており、代表商品「塩こんぶ」は1961年から50年以上販売され、国内外に販路を拡大している。今回の工場整備は増加する需要に対応し、加工食品の供給力向上を図る。

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