産業・一般勝英自動車学校(東京都豊島区)は5日、同社などで構成するSDSグループの自動車教習所における外国籍入校者が、2021年9月からことし9月までの累計で1万3944人に達したと発表した。直近1年間では6370人が入校しており、物流・運送業などで深刻化する人手不足を背景に、外国人材の運転免許取得を支える受け入れ体制を拡充している。
2025年10月からことし9月までの外国籍入校者は6370人で、全入校者の17.1%を占めた。21年9月から23年9月までの2年間は1858人、全入校者の9.2%だった。外国籍の入校者を受け入れる教習所も10校から、集計対象となる27校すべてに広がった。直近1年間の国籍別ではベトナムが3205人で最も多く、中国1214人、ネパール420人、ミャンマー346人、ブラジル235人と続いた。

▲教習風景(出所:勝英自動車学校)
SDSグループでは、配送業や建設業など車両の運転が必要な企業が、社員研修の一環として外国人スタッフを教習所へ派遣するケースが増えているという。全国31校のネットワークを活用するとともに、多言語による案内や指導体制を整え、外国籍の教習生による交通ルールや運転技術の習得を支援している。
今後は各拠点で対応言語を増やし、多言語での支援が可能なスタッフや指導員を増員する計画だ。外国人材を雇用する企業や受け入れ監理団体との連携も深め、法人向けの免許取得支援を拡大する。外国人材への安全運転教育を通じ、ドライバー不足への対応や多文化共生社会の実現につなげる。
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