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ロジスティクスタンクコンテナ事業を展開する日本コンセプト（東京都千代田区）は10月31日、東京証券取引所プライム市場への上場を11月4日付で廃止すると発表した。6月に発表したMBO（経営陣による自社買収）の成立を受け、株式併合を実施したことで上場廃止基準に該当した。
同社は、特定目的会社のM（同）による公開買い付け（TOB）が8月に成立したのち、10月15日の臨時株主総会で株式併合を承認。全株を取得した経営陣主導の形で株式を非公開化した。
グローバル展開の加速や経営基盤の強化を狙い、上場企業として短期的な業績に左右されない体制への転換を目指す。松元孝義社長は「長期的な視点での投資や戦略を進め、企業価値の向上に努める」とコメントしている。
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