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今治造船、6.4万トンばら積み船を引き渡し

2025年11月5日 (水)

▲ばら積み運搬船「ULTRA UNITY」(出所:今治造船)

荷主今治造船(愛媛県今治市)は10月31日、同30日にグループ会社の岩城造船で建造した6万4000載貨重量トン型ばら積み運搬船「ULTRA UNITY」を引き渡したと発表した。

本船は共通構造規則(CSR BC&OT)に適合するハンディマックスサイズのばら積み貨物船で、固体ばら積み貨物の輸送に適した構造を採用。各貨物艙にはトップサイドタンクとホッパータンクを備え、フォールディングタイプのハッチカバーにより荷役性を高めている。甲板上には4基のクレーンを装備し、荷役設備が整っていない港湾でも荷役が可能。

対応貨物は穀物や石炭のほか、鉄鉱石、セメント、スチールコイルなど多岐にわたり、IMSBCコードとIMDGコードにも適用する。主要寸法は全長199.98メートル、幅32.24メートル、深さ19.30メートルで、載貨重量は6万3569トン、航海速力は14ノット。

また、MARPOL条約の大気汚染防止規則に対応し、フェーズ2要件に加えてフェーズ3要件も先取りした。バラスト水処理装置やシップリサイクル条約に基づくインベントリリストを装備し、環境保全にも配慮している。

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