丸運2Qは増収増益、主要輸送が堅調

財務・人事丸運が6日発表した2026年3月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比2.7％増の231億7900万円、営業利益が同37.2％増の6億8000万円、最終利益が3.1％増の5億2500万円となり、増収増益だった。

主力の貨物輸送は、アルミ材を中心とした素材物流が回復し、運賃改定や物流拠点見直しによる費用削減が奏功。売上高は2.0％増の113億1700万円、経常利益は3億6500万円と大幅に伸びた。エネルギー輸送は石油・化学品の出荷減により数量は減少したが、主要顧客との料金改定が進み、4.9％増の81億円と増収を確保した。

海外物流は、中国での取扱減を国内輸送の堅調や拠点効率化で補い、営業利益を確保。テクノサポート事業も油槽所・製油所業務の受託増で9.3％増の10億円と好調だった。

通期業績は、売上高が前期比2.1％増の471億円、営業利益が同2.9％減の12億3000万円、最終利益が19.4％減の9億円を見込む。

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