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ヤマタネが通期業績を上方修正、物流は採算改善

2025年11月7日 (金)

財務・人事ヤマタネは7日、2026年3月期の通期連結業績予想を修正した。売上高を前回予想から49億円増の937億7000万円、営業利益を1億9000万円増の57億1000万円と上方修正。一方、経常利益はシンジケートローン手数料の影響で1億7000万円減の51億3000万円に引き下げた。最終利益は7000万円増の49億4000万円とした。

売上高と営業利益の上振れは、食品カンパニーのコメ卸売販売で24年産コメの高値が続いたほか、25年産コメも単価が高止まりすると見込むため。価格転嫁の進展や備蓄米の精米受託なども寄与した。経常利益は金融費用の増加が響いたが、有価証券売却益により最終利益は改善する見通し。

同日発表した第2四半期決算は、売上高が12.8%増の431億7600万円、営業利益が2.5倍の37億3600万円、最終利益は2.6倍の25億5500万円と大幅増益となった。

物流カンパニーでは、海外引っ越しを中心に国際業務が堅調だった一方、国内倉庫で一部荷主を失注し、売上高は1.0%減の124億7600万円。しかし、外注費や人件費の価格転嫁、リソース最適化が進み、営業利益は26.0%増の10億7000万円と大幅に改善した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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