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財務・人事ニッコンホールディングス（HD）が7日発表した2026年3月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比9.6％増の1319億1200万円、営業利益が同6.6％減の107億7200万円、最終利益が6.8％増の72億100万円だった。物流事業の拡大で増収を確保した一方、人件費や外注費の上昇が利益を圧迫した。
運送事業は、貨物取扱量の増加や料金適正化に加え、米国子会社シュプリーム・オート・トランスポートの寄与で売上高が7.9％増の608億2300万円。営業利益は輸送効率の改善などで27.3％増の37億600万円と好調だった。
倉庫事業は保管貨物量の増加で売上高3.9％増の210億9400万円、営業利益はほぼ横ばいの41億9500万円。梱包事業は一部子会社で業務量が減り、売上高1.2％減の280億4700万円、営業利益は11.6％減の19億8600万円となった。テスト事業は業務量が増加し売上高2.2％増の119億500万円だが、減価償却費増で営業利益は5.5％減の16億9000万円だった。
通期業績は、売上高が前年比13.0％増の2800億円、営業利益が同20.9％増の280億円、最終利益が20.8％増の200億円と増収増益を見込む。
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