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荷主MAST（東京都港区）は26日、スポット航空貨物向けオンライン基盤「Umbrair」（アンブレア）で、成田-上海（輸出・輸入）における価格検索から予約までを完結できる機能を開始したと発表した。
Umbrairは、見積書の到着を待たずに必要な時に手配できる点が特徴で、荷主・フォワーダー双方が既存の取引関係や業務フローを変えずに利用できる。通常手配の検索・比較・予約に加え、複雑な案件は複数社へ一括見積もり依頼を行える。回答期限や条件がそろうことで判断がしやすくなる。
成田-上海（輸出・輸入）は日本発着の航空貨物でも取扱量が大きく、スポット案件や急ぎの輸送が多い。一方、フォワーダー側では見積もり作成や対応負担が課題となっていた。Umbrairはこうした背景を踏まえ、最もニーズが高いレーンから機能整備を開始した。
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