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拠点・施設鹿児島市は3日、段ボールの製造・販売などを手がけるエス・パックス（鹿児島市）と、本社工場の増設に伴う立地協定を締結したと発表した。協定式は鹿児島市役所で行われ、企業代表者や市長らが出席した。
▲立地協定式の様子（出所：鹿児島市）
今回の増設は、物流2024年問題に伴う物流コスト上昇を背景に、資材調達の県内回帰ニーズが高まっていることに加え、再生紙や環境対応型パッケージの需要拡大に対応するもの。既存の本社工場を拡張し、在庫保管スペースの増強と主力設備の更新により供給体制を強化する。
増設する工場は鹿児島市谷山港2-2-9に位置。用地面積は3万1937平方メートル。建物面積は1420.20平方メートルで、既存建屋の増築部分となる。操業開始は2026年12月を予定し、従業員数は127人（うち新規雇用5人）を見込む。
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