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マツムラ、花巻市に半導体装置部品工場を新設へ

2025年12月5日 (金)

▲立地協定締結式(出所:花巻市)

拠点・施設花巻市は4日、特殊溶接・精密加工を手がけるマツムラ(大阪市中央区)が花南産業団地内の用地を取得し、新工場を建設すると発表した。市と同社は2日、企業立地協定を締結した。マツムラは半導体需要の世界的な拡大を受け、生産能力の増強と多拠点化を進める。

新工場は敷地面積3300平方メートル、建物面積1000平方メートルで、総投資額は8億円。2028年5月の操業開始を見込み、当初は15人の体制で運営する。半導体製造装置向け部品の製造に加え、産業機械の温度・液体測定機器などに使用する部品の溶接・組立・切削加工も行う。

同社の東北進出は今回が初めてで、市は地域産業の活性化や新たな雇用創出につながると期待している。

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