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環境・CSRパルシステム千葉（千葉県船橋市）は18日、九十九里町と包括的連携協定を24日に締結すると発表した。生協の宅配インフラを活用し、地域の子育て支援や高齢者の見守り強化に取り組む。
協定により、町は妊婦への母子手帳交付時に、生協が提供する育児関連商品セット「おめでとうばこ」の案内を行う。同セットには、液体ミルクやベビーソープ、離乳食向けだしパック、カフェインレス紅茶など8品目が含まれる。生協宅配の仕組みを生かし、買い物が困難な世帯への支援や、定期訪問による見守りサービスの提供も盛り込まれる。
パルシステム千葉は、地域密着型の「コミュニティ政策」を掲げ、各自治体と連携した暮らし支援を展開している。今回の協定もその一環で、九十九里町側の呼びかけにより実現した。町内では全世帯の6.4％が生協サービスを利用しており、既存のネットワークを活用して支援体制を拡充する。
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