荷主DHLジャパン(東京都品川区)は22日、フォロフライ(京都市下京区)の商用EVバン「F11VS」1台を集配車両として導入したと発表した。東京ディストリビューションセンター(東京都江東区)を拠点に、千代田区、新宿区、渋谷区の集配業務で運用する。今回の導入により、同社のEV集配車両は計51台となった。

▲納車されたF11VS(出所:DHL)
新たに導入したF11VSは、1トンクラスの商用EVバンで、最大積載量は1050キロ。82.8kWhのバッテリーを搭載し、一充電航続距離は479キロ(WLTPモード)としている。普通充電とCHAdeMO急速充電に対応し、都市部の集配に必要な積載量や航続距離、運用性を踏まえて採用した。
車両の充電には、東京ディストリビューションセンター屋上の太陽光発電設備で発電した電力を活用する。同拠点は2022年、屋上4000平方メートルに出力469kWの太陽光パネルを設置しており、施設全体の電力消費量の20%を再生可能エネルギーで賄う。施設内の充電器を通じ、拠点で発電した電力を集配車両に供給する。
DHLジャパンは2014年から集配車両の電動化を進め、軽EVのほか、電動三輪車や電動バイク、三菱ふそうトラック・バスの「eCanter」、日野自動車の「デュトロZ EV」などを導入してきた。東京ディストリビューションセンターでは現在、30台の電動集配車両を運用している。
DHLグループは2030年までにラストマイル集配車両の66%超を電動化する目標を掲げる。物流拠点での再生可能エネルギー利用と車両のEV化を組み合わせ、集配段階での温室効果ガス排出量削減を進める。
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