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JSEと川重、4万m3型液化水素運搬船を建造

2026年1月6日 (火)

荷主日本水素エネルギー(JSE、東京都港区)と川崎重工業は6日、4万立方メートル型液化水素運搬船の造船契約を締結したと発表した。建造は川崎重工の坂出工場で行い、2030年度までに実施する液化水素サプライチェーンの商用化実証に投入する。NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)のグリーンイノベーション基金事業の一環で、基地と船舶間の荷役実証や外洋条件下での海上輸送を検証する。

▲4万立方メートル型液化水素運搬船イメージ(出所:川崎重工業)

同船は、21年に建造された1250平方メートル型実証船「すいそ ふろんてぃあ」で得た知見を踏まえた次世代船。合計4万平方メートルの貨物タンクを搭載し、高性能断熱によりボイルオフガス(BOG)を低減する。推進系にはディーゼル発電に加え、水素と油を燃料とする二元燃料エンジンを組み合わせた電気推進を採用。発生するBOGを推進燃料として活用し、輸送時のCO2排出削減を図る。

荷役面では、真空二重配管を用いた極低温での効率的な移送や、大量荷役に対応する貨物運用システムを備える。液化水素の特性を踏まえた船型設計により推進効率も高めた。水素燃焼・燃料供給・貨物運用の各システムについてはリスク評価を実施し、安全対策を講じる。

JSEは川崎市扇島で建設中の「川崎LH2ターミナル」と同船を組み合わせ、性能・安全性・経済性など商用化要件の確認を進める。両社は、発電やモビリティー、産業分野の脱炭素を支える国際的な液化水素サプライチェーンの基盤構築を目指す。

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