調査・データ東京税関が22日に発表した貿易統計によると、2025年の成田空港における国際航空貨物取扱量は203万9731トンとなり、前年を4.8%上回った。前年に続く増加で、成田空港の航空貨物は回復基調を維持した。
内訳をみると、貨物取卸量(輸入)は109万7963トンで、前年を2.7%上回った。半導体関連部材や電子部品、一般機械などの工業製品が堅調に推移したほか、医療関連品や精密機器も安定的に取り込んだ。ドライ貨物は51万2,325トンと前年を3.8%上回り、一方で生鮮貨物は7万1,789トンと4.7%下回った。高付加価値貨物を中心とした輸入の底堅さが、成田空港全体の取扱量を押し上げた。
一方、貨物積込量(輸出)は94万1768トンで、前年を4.9%上回った。ただし、成田地域通関分に限ると輸出量は20万1037トンと9.7%下回り、海外需要の伸び悩みを背景に回復は限定的となった。仮陸揚貨物を含む通過貨物は増加した。
12月単月では、国際航空貨物取扱量が18万1466トンとなり、前年同月を5.9%上回った。輸入は9万6243トンで、電子部品や一般消費財を中心に増加し、年末商戦や在庫補充需要が反映された。輸出は8万5223トンと前年同月を6.1%上回った。
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