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北米往航6か月連続減、欧州往航は過去最高を更新

2026年3月25日 (水)

調査・データ日本海事センターは24日、主要コンテナ航路の荷動き動向(速報値)を発表した。北米往航は6か月連続のマイナスとなる一方、欧州往航は単月で過去最高を更新するなど、航路ごとに明暗が分かれた。

■北米航路

北米往航(アジアから米国)の26年2月の荷動き量は166万6619TEUで、前年比4.6%減となり6か月連続のマイナス。中国積みが前年比13.2%減少したことが主因だ。日本積みは前年比0.6%減の4万5308TEUだった。運賃指数は前年比38.7%減の2923アメリカ・ドル/40フィートで13か月連続のマイナスが続いている。

北米復航(米国からアジア)の25年12月の荷動き量は52万7587TEUで、前年比4.8%増と7か月連続のプラス。25年年計(速報値)は前年比0.5%減の573.4万TEUだった。日本揚げは前年比2.1%減の4万3695TEU。復航運賃指数は前年比0.2%増の890アメリカ・ドル/40フィートで43か月ぶりのプラスに転じた。

▲北米航路におけるコンテナ輸送量の推移(クリックで拡大、出所:日本海事センター)

■欧州航路

欧州往航(アジアから欧州)の26年1月の荷動き量は187万7402TEUで、前年比6.0%増と3か月連続のプラス。速報値ベースで単月の過去最高を更新した。日本積みは前年比34.4%増の4万2890TEU(25年11月)。一方、運賃指数は前年比22.5%減の2838アメリカ・ドル/40フィートで14か月連続のマイナスと、荷動きと運賃の方向性が乖離している。

欧州復航(欧州からアジア)は前年比7.8%減の42万1619TEUで2か月連続のマイナス。日本揚げは前年比1.6%増の5万5092TEU(25年11月)。復航運賃指数は前年比3.2%減の700アメリカ・ドル/40フィートで14か月連続のマイナスだった。

▲欧州航路におけるコンテナ輸送量の推移(クリックで拡大、出所:日本海事センター)

■日中航路

日中往航(日本から中国)の26年1月の荷動き量はトンベースで59万8030トンと前年比30.8%増で2か月連続のプラス。金額ベースでも前年比42.7%増の7892億円と好調で2か月連続のプラスとなった。26年2月の横浜-上海間の運賃は前年比12.6%増の617アメリカ・ドル/40フィートで2か月連続のプラスだった。

日中復航(中国から日本)は前年比1.1%減の200万286トンで11か月ぶりのマイナス。金額ベースでも前年比1.2%減の1兆8562億円と8か月ぶりのマイナスに転じた。26年2月の上海-横浜間の運賃は前年比4.0%増の1335アメリカ・ドル/40フィートで7か月連続のプラスだった。

▲日中航路におけるコンテナ輸送量の推移(クリックで拡大、出所:日本海事センター)

■アジア域内航路

26年1月のアジア域内航路の荷動き量は409万3372TEUで前年比8.5%増、25か月連続のプラスとなった。速報値ベースで1月単月としては過去最高を更新した。ただし26年2月の運賃指数は前年比2.5%減の834アメリカ・ドル/40フィートで8か月連続のマイナスが続いており、荷動きの堅調さとは対照的に運賃は低迷している。

▲アジア域内航路におけるコンテナ輸送量の推移(クリックで拡大、出所:日本海事センター)

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