フードNEXTAGE(東京都目黒区)は8日、丸一食品(静岡県焼津市)と共同で、食品工場内に「ビルトイン型わさび栽培モジュール」を導入するプロジェクトを開始したと発表した。
同プロジェクトでは、丸一食品のもやし生産工場内に水耕栽培設備を設置し、わさびを施設内で生産する。環境制御技術により温度や水質を管理し、従来の清流依存型栽培と異なり、天候や立地に左右されない安定生産を可能にする。また、既存設備や人員を活用することで、もやし生産の空き時間帯の稼働を補完し、工場全体の生産性向上を図る。

(出所:NEXTAGE)
わさびは需要が高まる一方で供給量が減少傾向にあり、高付加価値作物として注目されている。今回の取り組みは、食品工場に栽培機能を組み込むことで新たな収益源を創出し、複合作物生産モデルの確立につなげるものだ。今後は同様のモデルを食品メーカーや農業分野へ展開し、安定供給や遊休リソース活用を進めるとみられる。
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