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【四半期決算】川崎近海汽船3Q、内航部門が安定

2011年2月1日 (火)

荷主【平成23年3月期第3四半期連結業績】
社名:川崎近海汽船
売上高:299.5億円(7.5%増)
営業利益:28.1億円(72.3%増)
経常利益:26.5億円(72.2%増)
四半期純利益:16.6億円(52.9%増)

 

近海部門は、不定期船輸送で回復基調にあった海運市況が、第3四半期に入り低調に推移したものの、石炭などばら積貨物輸送を中心に安定収益を確保。定期船輸送では、往航の香港・海峡地、タイ向け鋼材輸送で好調な鋼材需要に支えられ、安定した輸送量を確保した。復航の合板輸送では、国内住宅着工率の低迷が響き、輸送量は前年同期に比べて減少した。

 

内航部門は、不定期船輸送で鉄鋼、セメントメーカー向け石灰石専用船は稼働率が上昇し、輸送量は前年同期を上回った。定期船輸送では、国内定期航路で新規貨物獲得に取り組み、輸送量は前年同期を上回るとともに、紙輸送専用船も安定した輸送量を確保した。フェリー輸送では、堅調に推移する宅配貨物や畜産物の取り込みを積極的に図った結果、トラック輸送量で前年同期を上回った。また、旅客・乗用車でも安定した輸送量となった。