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SGシステム、既存環境生かすWESで内製化支援

2026年4月23日 (木)

サービス・商品SGホールディングス傘下でIT事業を担うSGシステム(京都市南区)は23日、WES(倉庫運用管理システム)「Biz-Logi WES」の提供を開始したと発表した。既存のWMS(倉庫管理システム)や基幹システムを維持したまま導入できる点を特徴とし、中堅・中小企業でも自社主導で倉庫運用の設計・改善を行える環境を提供する。

同システムは、倉庫内の作業手順や運用方法の設計に特化し、「何をやるか」を管理する既存システムに対し、「どうやるか」を補完する。ドラッグ&ドロップによる直感的な操作で作業バッチやフローを設計でき、専門的なプログラミングを必要としない。ローコード開発基盤を採用しており、追加開発時も従来のスクラッチ開発に比べて導入コストを40%以上削減できるとしている。

▲Biz-Logi WES(クリックで拡大、出所:SGシステム)

近年はEC(電子商取引)市場の拡大や人手不足を背景に、倉庫運用の柔軟性と迅速な変更対応が求められている。一方で従来のWESは大企業向けが中心で、導入コストや開発期間、仕様変更の難しさが中堅・中小企業の障壁となっていた。同社はこうした課題に対し、既存システムを改修せずに運用改善を実現できる仕組みを提供する。

機能面では、出荷条件などに応じた作業バッチの自由設計や、荷主・販売チャネル別の作業フロー登録、帳票や画面項目のカスタマイズに対応する。現場の状況に応じた作業指示の生成や運用変更を迅速に行える点も特徴で、属人的なExcel(エクセル)運用からの脱却を支援する。

今後は2027年度中にSaaS型での提供を予定するほか、デジタルツインを活用した物流コンサルティングと連携し、シミュレーション結果を実運用へ反映する仕組みの構築も進める。倉庫現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)が進むなか、現場主導で運用を最適化できるツールとして普及するかが注目される。

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LOGISTICS TODAY編集部
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