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中国発コンテナ運賃、小幅上昇も航路別で明暗

2026年4月24日 (金)

調査・データ上海航運交易所が23日に公表した2026年3月の中国輸出コンテナ運賃指数は、総合指数が前月比1.1%増の1096.52となり、小幅に上昇した。一方、スポット市況を反映する指数は同31.1%増と大きく伸び、需給のひっ迫と運賃変動の大きさが際立った。

航路別では欧州・地中海向けが弱含んだ。欧州向けは2.5%減、地中海向けは7.4%減と下落し、需要の伸び悩みや景況感の悪化が影響した。ただしスポット運賃は上昇しており、船社の運賃引き上げや前倒し出荷の動きが反映されている。北米向けは横ばい圏で推移し、西岸向けが0.2%増、東岸向けは0.9%減と小幅な変動にとどまった。

一方で中東関連航路は急騰した。ペルシャ湾・紅海航路は35.0%増と大幅に上昇し、ホルムズ海峡を巡る緊張の高まりによる航行制約が影響した。船舶の迂回や多式輸送への切り替えが進み、輸送コストが押し上げられた。南米向けも39.0%増と上昇し、需給ひっ迫の影響がみられる。

需給面では、中国の外貿が堅調に推移。1-2月の貿易総額は前年同期比18.3%増と高い伸びを示し、コンテナ輸送需要の下支えとなっている。港湾取扱量も増加基調を維持し、輸送基盤は安定している。

一方、燃料価格の上昇や地政学リスクの長期化は、運賃の変動幅を拡大させる要因となる。中東情勢の影響を受ける航路では供給制約が運賃に直結しやすく、荷主・フォワーダーにとっては調達コストの不確実性が高まっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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