ロジスティクス青果物流通のファーマインドは28日、グループ会社の全日本ライン(東京都千代田区)が関西-関東間で大型冷凍冷蔵車による定期幹線輸送を5月から本格的に開始すると発表した。従来の協力会社250社以上のネットワークに加え、自社車両による直行便を組み合わせることで、輸送品質管理の高度化と安定供給の両立を図る。

(出所:ファーマインド)
今回のスキームでは、自社大型冷凍冷蔵車を幹線区間に投入し、運行管理、温度管理、安全管理を一体でコントロールする体制を構築する。青果や冷凍・チルド食品など温度逸脱が品質に直結する商材において、輸送の再現性とトレーサビリティーを確保する狙いだ。一方で、繁忙期や季節変動への対応は協力会社ネットワークで補完し、輸送能力の柔軟性を維持する。
サービスは1車単位の定期チャーターを前提とし、週1日から365日まで運行頻度を柔軟に設定できる。荷主の出荷計画に応じた輸送設計が可能となり、生産と物流の同期精度向上にもつながる。
長距離輸送を中心に輸送力不足が顕在化するなか、実運送体制の可視化や多重下請け構造の是正が求められており、自社便を軸とした一貫輸送体制の重要性が高まっている。自社便と外部ネットワークを組み合わせたハイブリッド型の幹線輸送は、品質管理とコストの両立を図るモデルとして広がりつつある。法規制対応と供給安定を両立する輸送体制として、同社の取り組みがコールドチェーン分野での一つの指標となるかが注目される。
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