財務・人事ANAホールディングスが4月30日発表した2026年3月期決算によると、貨物事業は輸送量の拡大が続いた一方、単価下落により収益は伸び悩んだ。国際線貨物ではアジア発北米向けの取り込み強化などにより輸送重量は72万6000トンと前期比3.2%増となったが、自動車関連やEC(電子商取引)需要の減退を受け、売上は1841億円と同1.7%減となった。
一方、当期に子会社化した日本貨物航空(NCA、千葉県成田市)は、米国の関税政策の影響で中国発北米向け貨物が減少したものの、アジア発欧米向け貨物の取り込みを進め、輸送重量31万3000トン、売上1089億円を計上した。専用貨物機ネットワークとANAの旅客便ネットワークの組み合わせにより、コンビネーションキャリアとしての基盤強化が進む。
今後はANA CargoとNCAなどの統合を予定しており、販売体制の一元化や上屋機能の集約を通じて効率化を図る。半導体関連需要が下支えする一方で、地政学リスクや通商政策の影響を受けやすい構造が続いており、輸送量拡大と収益性の両立が課題となる。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。





























