サービス・商品キャリオット(東京都港区)は28日、車両管理システム「Cariot」(キャリオット)で、パスワード不要の認証技術「パスキー」に対応したと発表した。顔認証や指紋認証、端末PINコードなどを活用し、安全性と利便性の向上を図る。
近年は生成AI(人工知能)を悪用したサイバー攻撃やフィッシング詐欺が高度化しており、同社はセキュリティー強化の一環として導入した。従来から多要素認証(MFA)やシングルサインオン(SSO)にも対応している。
パスキーは、端末内の秘密鍵を利用して認証する仕組みで、パスワード情報をネットワーク上に送信しないため、漏洩リスクを低減できる。登録したドメイン以外では機能しないため、偽サイトによるフィッシング被害防止にも有効という。
同システムでは、顔認証や指紋認証のみでログイン可能となり、ドライバーの出発前アルコールチェックや運行報告など現場業務の迅速化につながる。また、パスワード管理や再設定の負担軽減も見込む。
Cariotは、車両位置情報や運転日報、点検・点呼、アルコールチェックなどを一元管理できるクラウド型車両管理システム。営業車両や配送車両などを中心に400社以上(2025年9月末時点)が導入している。
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