
▲ばら積み運搬船「FUJI MARU」(出所:今治造船)
荷主今治造船(愛媛県今治市)は27日、グループ会社の新笠戸ドックで建造した6万4000載貨重量トン型ばら積み運搬船「FUJI MARU」を26日に引き渡したと発表した。
同船は、共通構造規則(CSR BC&OT)適用のハンディマックスサイズのばら積み貨物船。各貨物艙にはトップサイドタンクとホッパータンクを設け、前後方向に開閉するフォールディングタイプのハッチカバーを採用することで、大型の貨物艙口を確保し荷役性を高めた。また、甲板上に4基のクレーンを装備しており、荷役設備の整っていない港湾でも荷役作業が可能。
対応貨物は穀物や石炭、鉄鉱石、セメントのほか、スチールコイルや長尺鋼材など。国際海上固体ばら積貨物コード(IMSBC Code)や国際海上危険物コード(IMDG Code)にも対応し、多様な貨物輸送に対応する。
環境面では、MARPOLの大気汚染防止規則に対応する機器を装備。CO2排出抑制指標では、要求されるフェーズ2に加え、フェーズ3要件にも先行対応した。バラスト水処理装置やシップリサイクル条約に基づくインベントリリストも搭載している。
推進性能では、省エネ付加物や高効率プロペラ、低摩擦型の船体外板塗料を採用し、高い推進性能を実現した。
主要寸法は全長199.98メートル、幅32.24メートル、深さ19.30メートル。載貨重量は6万3682トン、総トン数は3万6146。船級はNK、船籍はパナマ。
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