サービス・商品セキュアヴェイル(大阪市北区)は9日、次世代SOC(Security Operation Center)サービス「AI-SOC」の新ラインアップとして、「AI-SOC for PaloAlto」の提供を開始したと発表した。Palo Alto NetworksのPA-400シリーズに対応し、セキュリティー監視・ログ分析サービスを拡充する。
新サービスは、PA-410、PA-415、PA-440、PA-445、PA-450を対象とし、ファイアウォールが出力する通信ログを収集・分析する。外部からの不正アクセスや内部からの不正通信による情報漏えいリスクを検知し、アラート通知を行う。月額利用料金は3万6000円。
AI-SOCは、同社が25年間にわたり蓄積してきたSOC運用ノウハウと、グループ会社LogStareが開発したAI(人工知能)ログ分析技術を組み合わせたサービス。24時間365日の監視体制に加え、インターネット経由でのログ収集・保管、AIによる異常検知、月次分析レポートの提供を標準機能とする。オプションでログ調査ポータルや長期ログ保管にも対応する。
同社によると、創業以来提供している統合セキュリティー運用サービス「NetStare」では、常時1万1000台以上のネットワーク機器を監視し、1日あたり25億件のログを収集している。こうした運用実績を生かし、SOC運用の自動化と低価格化を実現したという。
近年はサプライチェーンを通じた企業間の情報連携が進む一方、サイバー攻撃の高度化により、企業規模を問わずセキュリティ対策の重要性が高まっている。特に物流業界では荷主や取引先とのシステム接続が増加しており、物流ネットワーク全体の安全性確保が課題となっている。
一方で、中小規模企業では専任の情報システム担当者やセキュリティー担当者を配置できないケースも多く、ログ管理や監視体制の整備が十分でない場合がある。今回のサービスは、こうした企業の課題解決を支援するもので、サプライチェーン全体のセキュリティー強化に寄与することが期待される。
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