サービス・商品ダイコー(東京都港区)は10日、自社オフィスで活用しているエレベーター連携型の自律走行搬送ロボット(AMR)の取り組みを紹介したと発表した。6月10日の「ロボットの日」に合わせて発表したもので、同社製エレベーターと連携し、書類や小荷物をフロア間で自動搬送する仕組みを構築している。

(出所:ダイコー)
同社では、書類や備品などの社内搬送業務の効率化を目的にAMRを導入。ロボットは周囲の状況を認識しながら自律走行し、指定された場所まで荷物を運搬する。社員が席を離れて荷物を届ける手間を削減し、本来業務に集中できる環境づくりにつなげている。
特徴は、自社ビル内のエレベーターと連携し、同一フロアにとどまらず複数階へ移動できる点で、これによりロボットの行動範囲が広がり、搬送業務の自動化範囲を拡大している。利用者からは、エレベーター連携によってロボット活用の可能性が広がったとの声が寄せられているという。
また荷物用エレベーターは、かごを固定することで乗降時の段差を抑えられる構造を採用。ロボットがエレベーターへ乗り降りする際の走行安定性を高めるほか、半導体や精密機械、美術品など振動や衝撃を避けたい貨物の搬送にも適しているとしている。今後は物流倉庫や工場など、より搬送頻度の高い現場での活用を視野に入れる。
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