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ラベル循環協会、剥離紙回収を全国展開

2026年6月15日 (月)

環境・CSRラベル循環協会は15日、使用済みラベル台紙(剥離紙)の回収から再資源化までを行うリサイクルスキームを7月から本格運用すると発表した。DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用したトレーサビリティー管理を導入し、これまで廃棄物として扱われることが多かったラベル台紙を循環資源として活用する仕組みを推進する。

ラベル台紙はシールやラベルの粘着面を保護するために使用されるが、サプライチェーン全体で回収・再利用の仕組みが十分に整備されておらず、多くが廃棄処理されている。同協会によると、シール・ラベル製品の半分はラベル台紙で構成されており、その出荷量は国内で年間9万5000トンに及ぶ。

ラベル台紙は古紙として再資源化が可能な一方、原料価値が低いため有価物として扱われにくく、リサイクルが進んでいなかった。新スキームでは、排出事業者が適切に分別したラベル台紙を回収し、再生紙などへマテリアルリサイクルする。さらにDXを活用し、回収から再資源化までの流れをトレーサビリティ管理することで、製紙会社には調達先が明確な古紙原料としての活用を可能にし、排出事業者にはリサイクル証明の取得や環境配慮の取り組みの可視化を支援する。

同協会は今後、排出事業者、製造事業者、リサイクル事業者の連携を拡大し、全国規模での資源循環ネットワークの構築を推進し、ラベル業界における循環型社会の実現と、サプライチェーン全体でのサステナブル調達の推進を目指す。

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