ECサンクネット(東京都江東区)は16日、グループ企業や中堅企業向けに「グループ内EC運営アウトソーシングサービス」の提供を開始したと発表した。社内購買EC(電子商取引)や社員向け社販EC、グループ共同購買ECなどの運営実務を一括で代行し、利用定着と業務効率化を支援する。
企業間取引の電子化が進む一方、グループ内ECでは商品登録や受発注処理、問い合わせ対応などの運営業務が社内負担となり、十分に活用されないケースが課題となっている。同社によると、商品マスタの更新遅れや問い合わせの集中、納期確認や返品対応の属人化などが多くの企業で発生しているという。
新サービスでは、運営開始前の業務整理や運用設計、商品・価格マスタ登録、利用者ID登録などの立ち上げ支援を実施。運用開始後は注文内容確認、見積依頼受付、納期・在庫確認、キャンセル・返品受付、問い合わせ対応などの日常業務を代行する。さらに商品マスタ更新や月次データ集計、請求データ作成補助、利用状況レポート作成などにも対応する。
対象はグループ共同購買EC、社内備品・消耗品発注EC、福利厚生EC、代理店向けECなど。既存サイトの運営代行だけでなく、新規立ち上げ時の事務局支援も行う。
物流分野では購買や受発注業務のデジタル化が進む一方、運用体制の構築が課題となっている。同サービスは受発注管理や納期確認、問い合わせ対応など物流関連業務の効率化にもつながるとみられる。
サンクネットはコールセンター運営や事務局運営、物流センター業務などで培ったノウハウを活用し、利用率や注文件数、不備注文率などを指標に効果を可視化しながら継続的な改善提案を行う。
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