サービス・商品ROBO-HI(ロボハイ、東京都中央区)は16日、ロボAI(人工知能)カメラの遠隔操作・視聴アプリ「RoboVision」(ロボビジョン)に、AIビジョンを活用した気象情報表示機能を搭載し、提供を開始したと発表した。建設現場や屋外施設、イベント運営など天候の影響を受ける現場において、安全管理や運営判断の高度化を支援する。
新機能は、カメラ映像から雲の形状や雨粒の落下、雷の閃光をリアルタイムで解析し、降雨確率や落雷リスクを算出するもの。設置場所ごとに「激しい雨がいつ始まり、いつ止むか」を推定し、30分先までの状況をカウントダウン形式で表示する。
従来の天気予測アプリや気象レーダーは広域データを基にしているため、特定地点で発生するゲリラ豪雨や急な落雷などの超局地的な変化をリアルタイムで捉えることが難しかった。今回の機能では、カメラが設置された場所の視覚情報をAIが解析し、現場単位での気象変化を把握できる。

▲「超局地的なリアルタイム気象予測情報表示機能」を搭載したRoboVision(出所:ROBO-HI)
RoboVisionでは、AIコンピュータービジョン技術を活用して雲の種類や形状、発達状況を認識するほか、映像内の雨粒や雷のパルス(閃光)を検出する。さらに、太陽光の反射やほこり、飛来する昆虫などによる誤検知を独自のフィルタ技術で排除し、気象データに基づくアラートを提供する。
また、リアルタイムで蓄積した確率データを活用した短時間予測機能により、特定地点での豪雨の開始や終了を30分前から予測できるとしている。同社は、この機能により屋外作業の安全管理や施設の運行判断、イベント運営など、天候に左右される現場で迅速かつ正確な意思決定が可能になるとしている。
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