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請求書データでCO2算定、Sansanとアスエネ連携

2026年6月18日 (木)

環境・CSRSansan(東京都渋谷区)は17日、脱炭素・ESG経営支援サービスを手がけるアスエネ(東京都港区)との協業を開始したと発表した。経理AXサービス「Bill One」とサステナビリティAI(人工知能)プラットフォーム「ASUENE」を連携し、企業のCO2排出量算定やサステナビリティ情報開示業務の効率化を支援する。

背景には、2027年3月期から一定時価総額以上の上場企業を対象に段階的に義務化されるCO2排出量開示への対応がある。

今回の連携では、Bill Oneが受領・データ化した請求書情報をASUENEへ自動連携。請求金額や勘定科目、部門名などのデータを活用してCO2排出量を算定できるため、担当者による請求書の集約や開封、スキャン、専用システムへの手入力作業を削減する。算定結果と請求書データをひも付けることで、第三者保証や監査対応の効率化も図る。また、請求書データを基にCO2排出量を算定できることから、サプライチェーン全体の排出量把握や可視化を支援し、企業のGX(グリーントランスフォーメーション)推進を後押しする。

▲Bill OneとASUENEのデータ連携によるCO2算出フローのイメージ(クリックで拡大、出所:Sansan)

両社は販売パートナー契約も締結。Sansanの顧客企業に対してASUENEを、アスエネの顧客に対してBill Oneを提案できる体制を構築し、経理業務の効率化と脱炭素経営支援を一体的に提供する。

サステナビリティ基準委員会(SSBJ)が国際基準と同等かつ日本の市場環境に即した開示基準の整備を進めるなか、企業には正確かつ効率的な排出量管理が求められている。今回の協業は、請求書データを起点とした排出量算定の効率化によって、開示義務化を控える企業の実務負担軽減につながる取り組みとなる。

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