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商船三井、欧州でバイオLNG燃料供給拡大

2026年6月19日 (金)

ロジスティクス商船三井は18日、同社が運航するLNG(液化天然ガス)燃料自動車船向けに、地中海でバイオLNG燃料の供給を受けるターム契約をスイスのアクスポと締結したと発表した。対象はスペインのマラガ港、バルセロナ港。2025年3月に始めたベルギー・ジーブルージュ港での北西欧州向け供給に続き、欧州域内で供給拠点を広げる。

▲バイオLNG燃料を供給する様子(出所:商船三井)

バイオLNGは、家畜の排せつ物や生ごみなどのバイオマス由来メタンを液化した燃料。既存のLNG燃料供給インフラを使えるため、LNG燃料船の運航を続けながらライフサイクルベースの温室効果ガス排出削減を図れる。

今回供給を受ける燃料は、製造から消費までのライフサイクルで、エネルギー1メガジュールあたりの炭素強度がCO2換算で−15グラム以下となる。従来の重油舶用燃料1トンを同燃料に置き換えるごとに、4.5トンのCO2排出削減を見込む。燃料は、持続可能性や温室効果ガス削減基準がEUの法的要件を満たすことを示すISCC-EU認証も取得している。

同社はLNG燃料船を、将来的なカーボンニュートラル燃料への移行期を支える手段として活用。バイオLNGや合成LNGに加え、バイオ燃料、メタノール、アンモニア、水素など複数の次世代燃料の導入を進める方針だ。

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