ロジスティクス米オートスケジューラーAIは20日、倉庫内の設備や作業工程を横断して実行計画を最適化する「Next-Generation Optimization Engine」を発表した。同社の倉庫意思決定プラットフォームに組み込み、AGV(無人搬送車)、ASRS(自動倉庫)、シャトルシステム、自動荷役設備、人手作業を含む複数工程を一体で調整する。
新エンジンは、一般的な倉庫モデルに現場を当てはめるのではなく、各拠点の実際の作業手順、工程間の移動条件、設備能力、処理速度、コストを設定し、倉庫の運用状態を再現する「オペレーショナルツイン」を構築する。条件変化に応じて複数の実行方法を比較し、入出庫や補充、仮置き、保管場所、設備の割り当てなどを継続的に再計算する。
従来は個別開発が必要だった部分仮置き、補充、短期・長期保管への分岐、重量単位で管理する原材料などにも標準機能で対応する。小売・食品物流、製造業、3PL、低温物流、危険物・医薬品、返品、クロスドック、港湾隣接拠点などへの適用を想定する。
同社によると、大手消費財メーカーの実データを使った試験では、従来エンジンと同等の計画結果を短時間で再現した。シフト単位ではなく、設備や在庫、作業状況の変化に応じて継続的に計画を更新できるとしている。
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