荷主フクビ化学工業は22日、化石由来原材料の使用量低減に向け、主力製品「F見切」と「プラ木レン」シリーズを環境配慮型製品へリニューアルしたと発表した。原材料調達リスクの低減と安定供給の実現に加え、建設現場での資材不足による工期遅延リスクの抑制とCO2排出量削減を目指す。
同社は第7次中期経営計画でESGを中核に据え、社会課題の解決につながる製品開発を推進している。中東情勢の緊迫化などを背景に、ナフサをはじめとする化石由来原材料の供給不安が高まるなか、外部環境の変化に左右されにくい製品設計へ見直しを進めた。
F見切シリーズでは、非可視部分の肉厚を従来の1.0ミリから0.8ミリへ薄肉化し、製品性能を維持しながら使用原料を15-21%削減した。これにより、原材料価格の変動リスクを抑え、安定した製品供給につなげる。
一方、エコプラ木レンシリーズでは、家電由来の国内再生資源であるPCR材を採用。従来品と同等の性能を維持しつつ、樹脂部分の製造時における温室効果ガス排出量を従来の「プラ木レン」と比べて69%削減したとしている。
同社は2022年8月に独自の環境配慮型商品認証制度「Fukuvalue」を制定しており、今後も環境配慮型製品の開発と普及を推進するとしている。
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