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【四半期決算】日本石油輸送3Q、鉄道・トラック輸送ともに好調

2011年2月9日 (水)

財務・人事【平成23年3月期第3四半期連結業績】
社名:日本石油輸送
売上高:228.6億円(2.7%増)
営業利益:6.8億円(38.4%増)
経常利益:8.5億円(54.9%増)
四半期純利益:4.1億円(56.3%増)

 

鉄道輸送事業全体の売上高は112億9000万円(3.7%増)。このうち石油部門は、期初の低温で灯油の輸送数量が増加したほか、ガソリンや軽油の輸送も夏場の記録的な猛暑の影響などを受けて堅調に推移、輸送数量は465万キロリットル(前年同期比4.4%増)となり、部門売上高は63億8600万円(3.2%増)となった。

 

化成品部門は、ISOコンテナを中心に新規顧客の開拓や既存顧客との関係強化による取引拡大に努め、各種コンテナのリース収入、輸送業務の受託料ともに増加し、部門売上高は15億4100万円(2.4%増)となった。

 

LNG(液化天然ガス)部門は、期初や12月後半以降の低温で都市ガス原料用の輸送数量が増加したほか、景気回復に伴う需要の増加により、産業用の輸送も好調に推移、部門売上高は15億1000万円(20.5%増)となった。

 

コンテナ部門では、高性能断熱冷蔵コンテナ(スーパーUR)による新規需要の開拓を図り、輸送数量の確保に努めたが、天候不順の影響を受け主要輸送品目の野菜類の輸送数量が減少、部門売上高は17億7100万円(5.0%減)となった。

 

自動車輸送事業の売上高は、116億5300万円(1.9%増)となった。石油部門では、堅調であったガソリンなどの輸送需要が減退する中、採算性の向上を目的に一部の輸送から撤退した影響もあり、輸送数量が減少した。

 

高圧ガス部門は景気回復に伴う需要の増加により、LNGの輸送を中心に堅調に推移。化成品部門も輸出関連製品の輸送数量の増加に加え、主要荷主の輸送需要も改善に向っており、好調に推移した。