行政・団体国土交通省道路局は、2027年度予算の概算要求で、高規格道路やインターチェンジ(IC)へのアクセス道路などの整備に充てる補助事業として、国費4921億円を要求した。前年度比1.93倍となる。物流拠点や空港、港湾と幹線道路との接続強化も進め、物流ネットワークの効率化を道路整備面から支える。
道路局は、主要な空港・港湾のうち、高規格道路からのアクセスに10分以上かかる施設が3割あるとして、交通拠点との接続改善を課題に挙げている。高規格道路やアクセス道路の整備に加え、「重要物流道路」の個別補助制度などを活用し、物流拠点を結ぶ道路ネットワークの形成を進める。
物流車両の通行円滑化では、重要物流道路で道路構造などの条件を満たす区間について、40フィート背高コンテナ車が特殊車両通行許可を受けずに走行できる区間の拡大を進める。
27年度の道路関係予算全体では、国費3兆1356億円を要求し、前年度比1.47倍とした。このうち補助事業全体は8045億円で同1.57倍。高規格道路やICアクセス道路などの区分は4921億円で、道路局の補助事業の中でも要求額の伸びが大きい。
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