ロジスティクスコンタクトレンズメーカーのシードとメニコン、福山通運の3社は1日、九州で共同配送の本格運用を開始した。シードとメニコンの荷物を集約し、福山通運の輸送網を使って配送することで、積載効率の向上とCO2排出量の削減を図る。
3社は2025年7月から、九州の一部地域で共同配送の実証を進めてきた。メニコングループの販売店25店舗への配送を対象に、輸送重量と距離から排出量を求める改良トンキロ法で算定した結果、CO2排出量を48.5%削減したという。削減率はメニコンによる試算で、実証対象となった店舗への配送を比較した数値となる。

▲配送フロー図(クリックで拡大、出所:シード)
本格運用では、シードとメニコンが共同配送の対象貨物をまとめ、福山通運が運行と配送を担う。発送拠点にはメニコン西日本ロジスティクスセンターを使用する。従来の実証対象だったメニコングループの販売店に加え、取り組みに賛同するシードとメニコンの九州の顧客向け貨物にも対象を広げる。
使い捨てコンタクトレンズの需要が伸びる一方、物流分野ではドライバー不足や輸送力低下への対応が課題となっている。競合メーカー2社が配送網を共用することで、配送先が重なる地域の貨物をまとめ、車両の積載効率を高める。
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