ロジスティクス全日本トラック協会は1日、2026年度の「トラック運送業界における点検整備推進運動」の全国統一強化月間を同日開始した。大型トラックの車輪脱落事故や車両火災を防ぐため、都道府県トラック協会を通じて運送事業者に車両の重点点検を求める。
全ト協が4月に公表した実施要領に基づく取り組みで、運動自体は年間を通じて実施する。9月を全国統一の強化月間とし、各都道府県トラック協会が地域事情に応じて別に1か月間の独自強化月間を設定する。
対象は車両総重量8トン以上の大型貨物自動車。事業者が保有する全対象車両について、法定点検の時期にかかわらず、強化月間中に1回以上、ホイール・ナットやホイール・ボルトの緩みなどを点検する。冬用タイヤへの交換を予定する車両は、交換後にも確認を行う。
重点項目には、燃料漏れ、電気配線の緩みや損傷、ホース・パイプの漏れ、ブレーキ・チャンバー、タイヤ、ホイール・ベアリングなども含む。黒煙濃度の悪化を防ぐため、エアクリーナーや燃料フィルター、燃料噴射ポンプの自主点検も促す。各協会は会員への周知に加え、巡回指導の際にも点検整備を呼びかける。
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