フードドイツのロボット開発会社サーカスは8月28日、自律型調理ロボット向けの規格化食材供給システム「Circus Pods」を商用化したと発表した。民間施設と防衛分野の双方を対象とし、ロボットによる食事供給に必要な食材や物流、調理データを共通規格で管理する。
同システムは30種類以上の食材に対応し、ウクライナを含む欧州7か国で稼働している。専用の食材をロボットが自動で読み取り、調理に使用する。読み取った情報はリアルタイムでAI(人工知能)モデルへ送られ、食材供給と調理ロボット、運用ソフトウエアを連携させる。
同社によると、食材の準備や日常的な操作にかかる作業時間を80%程度削減できるという。食材はサーカスの仕様に基づき、外部の食品製造事業者が生産する。物流も提携先が担い、サーカスは供給基盤の管理と調整に特化する。
ドイツ軍を含む一部顧客との実地試験を経て、Circus Podsを標準食材基盤に位置付けた。2026年下期中に、稼働中の全システムで使用を必須とする計画。ロボットの販売や運用ソフトに加え、稼働量に応じて食材を継続供給する収益モデルを構築する狙いだ。
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