産業・一般TOWING(名古屋市千種区)と兼松(東京都千代田区)は2日、一風堂を運営する力の源カンパニーへ、あきたのこまち農場が生産した国産米と、その生産過程で創出した環境価値をセットで供給したと発表した。国産米は、一風堂の国内一部店舗で提供している。
取り組みでは、J-クレジット方法論「AG-004 バイオ炭の農地施用」に基づき、生産者の水を張る前の農地にバイオ炭を施用した。土壌に貯留された炭素量を温室効果ガス(GHG)の削減量としてJ-クレジット化し、力の源向けに有償で無効化した。
力の源は、生産者のバイオ炭導入コストの一部を負担して環境負荷低減の取り組みを支援する。兼松は、生産された国産米のトレーサビリティを確保した上で力の源へ供給し、TOWINGはバイオ炭の供給とJ-クレジットの創出・無効化を担う。

▲水を張る前の農地にバイオ炭を散布する様子(出所:TOWING)
バイオ炭の農地施用で創出したJ-クレジットと、そこで収穫したコメをセットで販売するのは、TOWINGと兼松にとって初めて。あきたのこまち農場は今回の栽培で、化学肥料の使用量を地域の慣行レベル比で半分以下に削減した。
4社は、農林水産省の「みどりの食料システム戦略」に基づく取り組みの実施・支援を通じ、持続可能な国産米の生産・供給体制の構築を目指す。
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