調査・データシーオス(東京都渋谷区)は3日、物流システム刷新の考え方や進め方をまとめたホワイトペーパー「ロジスティクスシステム刷新を『後発の強み』に変える現場ファーストDX」を9月より公開したと発表した。
資料では、老朽化した基幹システムやWMS(倉庫管理システム)を抱える企業で、新しい顧客要件に対応できず案件を諦めたり、拠点ごとにローカルルールやExcel運用が増えたりする問題を取り上げた。人手不足やEC(電子商取引)化、制度・環境の変化、AI(人工知能)をはじめとする技術進化などでビジネスの前提条件が変化するなか、システムが事業成長の足かせになる可能性を指摘している。
システム刷新を失敗させる「2つの罠」として、既存の非効率まで新しい環境へ引き継ぐ「現行踏襲」と、物理世界に由来する例外を切り捨てて現場に手作業を戻す「パッケージ標準化」を挙げ、それぞれが生産性を下げるメカニズムを解説している。
刷新の進め方は、業務の可視化・棚卸、統合・標準化、段階移行、実装・定着の4つのステップに整理。AIによる現状整理やモックアップを用いた合意形成、経営・現場・ITをつなぐ推進体制のつくり方などを紹介している。
対象は、老朽化した基幹システムやWMS、周辺システムの刷新を検討するロジスティクス・SCM責任者、情報システム・DX推進部門、経営層、プロジェクト責任者など。
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